パパも育休を取る時代に!!
「パパも育休を取る時代」と言われるようになり、制度としては少しずつ整ってきました。
それでも実際に育休を取ろうとすると、不安や迷いが次々と湧いてきます。
- 本当に仕事に戻れるのか
- 職場に迷惑をかけないか
- 家事や育児をちゃんと担えるのか
私自身、二人目の出産をきっかけに育休を取得しましたが、決断するまでにはかなり悩みました。
ネットで情報を探しても、制度の説明や理想論ばかりで、「実際どうだったのか」というリアルな声はなかなか見つかりません。
この記事では、二人目育休を経験し、現在は在宅勤務をしながら家事・育児を担っているパパとして、育休に入る前に知っておきたかったことを、良い面も大変だった面も含めて正直に書いています。
これから育休に入る方が、「思っていたのと違った」と後悔せずに済むよう、判断材料のひとつになれば嬉しいです。
パパ育休を取る前に多くの人が勘違いしていること
育休を取る前の私は、どこかで「仕事から少し離れて、家族と過ごせる時間が増える期間」というイメージを持っていました。
確かに仕事は一時的に休みますが、実際に始まってみると、その認識はすぐに覆されます。
育休は「休み」ではありません。
生活の軸そのものが、仕事から育児へと一気に切り替わる期間です。
朝起きる時間、食事のタイミング、外出できるかどうか。
すべてが子ども中心になります。自分の都合で動ける時間は、ほぼなくなります。
特にギャップを感じたのは、次の点でした。
- 1日中動いているのに達成感が得にくい
- 自分のペースで物事を進められない
- 疲れているのに「休めた感じ」がしない
仕事であれば、
「これを終えた」「今日はここまで進んだ」
と成果が見えます。しかし育児には明確なゴールがありません。
夜になって、子どもを寝かしつけたあとに
「今日は何をしたんだろう」
と虚しさを感じたことも正直ありました。
だからこそ、育休に入る前に知っておいてほしいのは、
育休は楽かどうかではなく、大変なのが前提だということです。
この前提を持っているだけで、気持ちの折れ方は大きく変わります。
妻が産後つわりもひどく、上の子の育児も合わせてとなると本当に毎日バタバタ過ごしていました・・・

二人目で育休を取って分かった「準備の重要性」
一人目のときは、勢いで何とか乗り切れた部分がありました。
しかし二人目になると、上の子の生活も同時に回さなければなりません。
ここで強く感じたのが、事前準備の重要性です。
育休に入ってから考えるのでは遅いことが、実際にいくつもありました。
特に準備しておいてよかったのは、生活のイメージを持つことです。
- 朝は誰が何をするのか
- 保育園や幼稚園の送迎はどうするのか
- 平日の家事はどこまで自分が担うのか
すべてを完璧に決める必要はありません。
ただ、一度でも話し合い、考えたことがあるかどうかで、育休中の混乱は大きく変わります。
一方で、準備不足で不安になったのがお金の面でした。
育休給付金はすぐに振り込まれるわけではなく、最初の数か月は収入が減ります。
頭では理解していても、実際に口座残高を見ると気持ちが揺らぎます。
最低限、次の点は事前に確認しておくことをおすすめします。
- 毎月の固定費はいくらか
- 育休中の収入はいつ・どれくらい入るのか
- 数か月分の生活費に余裕があるか
お金の不安は、育児のしんどさを何倍にも増やします。準備は「安心材料」だと思って取り組むと良いです。
手続きやお金の不安が減ると、
ようやく「育休中の生活」や「家族との時間」に目を向けられるようになります。
育休を取る前に必ず確認しておきたい手続き・制度の話
育休を考え始めたとき、多くの人が最初につまずくのが「手続きって何が必要なの?」という部分です。
正直なところ、私自身も制度についてはかなり曖昧なまま育休に入りました。
結果として、
「知っていればもっと安心できたのに」
と感じたことがいくつもあります。
ここでは、パパが育休を取る前に最低限押さえておきたい手続き面のポイントを、実体験ベースでまとめます。
会社への申請は「早め+具体的」が安心

まず必要になるのが、会社への育休取得の申し出です。
法律上は取得できますが、実務上は会社ごとのルールや慣習も影響します。
特に意識したいのは次の点です。
- いつから育休に入る予定か
- どれくらいの期間を想定しているか
- 仕事の引き継ぎはどうするか
「取ります」と伝えるだけではなく、
できる範囲でスケジュール案を出しておくと、職場との調整がスムーズになります。
また、直前ではなく、
「妊娠が安定した段階」「出産予定日が見えた段階」など、余裕を持って相談することが大切です。
育休給付金は「すぐにもらえない」と理解しておく
育休中の生活で多くの人が不安になるのが、お金の問題です。
特に注意したいのが、育児休業給付金はすぐに振り込まれないという点です。
私も頭では理解していましたが、実際に収入が減った状態で数か月過ごすのは、想像以上に不安でした。
事前に確認しておきたいポイントは以下です。
- 給付金はいつ頃から支給されるのか
- どのくらいの金額になるのか
- 初回入金までの生活費は足りるか
このあたりを把握しておくだけで、精神的な余裕が大きく変わります。
健康保険・社会保険料の扱いも要チェック
育休中は、社会保険料が免除されるケースがあります。
ただし、自動的に免除されるわけではない場合もあるため注意が必要です。
- 会社が手続きをしてくれるのか
- 自分で申請が必要なのか
- いつから免除が適用されるのか
これらは、会社の人事や総務に一度確認しておくと安心です。
知らずにいると、「後から知って損した」という気持ちになりがちなので、早めの確認がおすすめです。
手続きは「完璧に理解しなくていい」
ここまで読むと、
「やること多すぎて不安になる…」と感じるかもしれません。
ただ、声を大にして伝えたいのは、
すべてを完璧に理解する必要はないということです。
大切なのは、
- 何があるのかをざっくり知っておく
- 分からないことを聞ける状態にしておく
この2点です。
制度や手続きは難しく感じますが、
「知らないまま育休に入る」より「少し知った状態で入る」だけで、安心感は段違いです。
ここから先は、
実際に育休に入ってから感じたリアルな大変さや、メンタル面でしんどかったことについて触れていきます。
育休中に一番しんどかったのは「家事」よりもメンタル面
育休中、大変だったことを聞かれると、多くの人は家事や育児を思い浮かべるかもしれません。
しかし、実際に一番しんどかったのは気持ちの部分でした。
平日の昼間、子どもと二人きりで過ごす時間が続くと、社会から切り離されたような感覚になります。
- 誰とも会話しない日がある
- 仕事をしていない自分に焦りを感じる
- 自分の存在価値が分からなくなる
特に男性の場合、周囲に育休経験者が少なく、相談相手が見つかりにくいのも現実です。
「弱音を吐いてはいけない」と無意識に我慢してしまうこともあります。
私自身、SNSで同じ立場のパパの発信を見たり、短時間でも誰かと連絡を取ることで、気持ちを保っていました。
「同じように悩んでいる人がいる」と分かるだけで、心はかなり軽くなります。
育休中に気持ちが落ち込むのは、決して珍しいことではありません。それだけ環境が大きく変わっているという証拠です。
夫婦で話し合っておかないと後悔するポイント
育休を取るうえで、最も重要だと感じたのが夫婦の認識合わせです。
話し合いが足りないまま育休に入ると、必ずどこかでズレが生まれます。
私自身、
「自分なりに頑張っているつもり」「これくらいで十分だろう」と思っていた時期がありました。
しかし妻から見れば、期待していた役割とは違っていた部分もあり、お互いにストレスを溜め込んでしまいました。
特に話しておくべきなのは、次のような点です。
- 家事・育児の役割分担
- どこまでやれば「十分」なのか
- お互いに一番不安なこと
正解を決める必要はありません。大切なのは、「どう感じているか」を共有することです。
育休は、夫婦でチームになる期間です。話し合いを重ねることで、育休中の空気は大きく変わります。
パパが育休を取って本当によかったと思えた理由
大変なことも多かった育休ですが、振り返ると「取ってよかった」と心から思います。
特に大きかったのは、家族との関係性の変化です。
- 子どもの成長を日常の中で感じられた
- 妻の大変さを実感できた
- 家事・育児が「手伝い」ではなく「自分の役割」になった
これらは、育休を取らなければ得られなかった経験です。
また、仕事への向き合い方も変わりました。
限られた時間で成果を出す意識が強くなり、復帰後の働き方にも良い影響が出ています。
育休はキャリアを止めるものではなく、人生全体の視点を広げてくれる期間だったと感じています。

よくある質問(FAQ)
Q.パパの育休はいつから申請すればいいですか?
会社への申し出は、できるだけ早めがおすすめです。
法律上は育休開始の1か月前までに申請すれば問題ありませんが、実際には仕事の引き継ぎや調整が必要になります。
妊娠が安定した段階で上司や人事に相談しておくと、職場との関係もスムーズに進みやすいです。
Q.二人目でもパパ育休は取りにくくなりますか?
制度上は、一人目・二人目で違いはありません。
ただし、職場によっては「また取るの?」という空気を感じることもあります。
だからこそ、取得理由や期間を整理して説明し、業務引き継ぎの計画を具体的に示すことが大切です。準備次第で印象は大きく変わります。
Q.育休中の生活費は本当にやっていけますか?
育児休業給付金があるため、収入がゼロになることは少ないです。
ただし、初回の振り込みまでに時間がかかるため、事前に生活費をシミュレーションしておくことが重要です。
固定費の見直しや、数か月分の生活費を確保しておくと精神的な余裕が生まれます。
Q.育休中、パパはどこまで家事・育児をやるべきですか?
「どこまでやるべきか」に正解はありません。
ただ、育休中は「手伝う」ではなく「担う」意識を持つことが大切だと感じました。
夫婦で役割を話し合い、お互いが納得できる形を作ることが、育休期間を穏やかに過ごすコツです。
Q.育休中にメンタルがつらくなったらどうすればいいですか?
育休中に孤独感や不安を感じるのは珍しいことではありません。
誰かと話す機会を意識的に作ったり、同じ立場のパパの体験談を読んだりするだけでも気持ちは楽になります。
「しんどい」と感じる自分を責めず、環境の変化による自然な反応だと受け止めることが大切です。
Q.育休後、仕事復帰はスムーズにできますか?
最初は感覚が戻らず戸惑うこともありますが、多くの場合は徐々に慣れていきます。
育休中に仕事から完全に切り離される不安がある場合は、最低限の情報共有だけ継続するのも一つの方法です。
復帰後は、育休で得た時間管理力や優先順位付けが仕事に活きる場面も多くあります。
まとめ
育休に入る前は、不安があって当然です。むしろ不安を感じるほど、家族のことを真剣に考えている証拠だと思います。
完璧な準備は必要ありません。
ただ、育休がどんな期間なのかを知っておくだけで、心の余裕は大きく変わります。
この記事が、これから育休に入るパパにとって、「一人じゃない」と感じられるきっかけになれば嬉しいです。
このブログでは、パパの育休・在宅ワーク・家事育児のリアルな体験談を発信しています。
同じように悩むパパのヒントになる情報を、これからも書いていきます。ぜひ他の記事も読んでみてください。




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