「育休、取ってみたけど実際どうだった?」
5歳・3歳・0歳の3人育児をしながら約2ヶ月の育休を過ごしたITコンサルパパが、包み隠さずお答えします。結論、取って本当によかったです。
ただし、事前準備を怠ったせいで後悔したこともありました。
この記事では、これから育休を取る働くパパ・ママに向けて、「やってよかったこと7選」と「後悔したこと3選」を、家計・仕事・メンタルまでリアルな体験と数字とともに公開します。
読み終える頃には、育休前に何を準備すべきかが明確になっているはずです。
この記事でわかること
- 育休中に本当に効果があった7つの工夫(親子1on1・家電投資・スキマ時間学習など)
- 育休で後悔した3つの落とし穴(家計・掃除・メンタル)
- 育休前にチェックしておくべき準備リスト(お金・仕事・家事・メンタル)
育休中にやってよかったこと7選
①親子の1on1で上の子のメンタルケアをした

育休中に直面した最初の課題が、上の子たちのメンタルケアでした。次男が生まれてから、5歳の長男はわざとブロックを倒したり大声を出したりと「注目を集めようとする行動」が増え、3歳の長女は一度「イヤ」となったら何を言っても切り替えられない状態が続いていました。
そこで導入したのが、ITコンサルの職場で使っている「1on1ミーティング」の手法を親子に応用するというアプローチです。週1〜2回、お風呂か寝る前の10分間、上の子と1対1で向き合う時間を意図的に作りました。
効果は想像以上でした。長男は次男のゆりかごを自分から揺らしてくれたり、ミルクの時間に哺乳瓶を支えてくれるようになり、長女は気持ちの切り替えが明らかに上手になりました。
育休という「家にいる時間が長い期間」だからこそ実践できた取り組みで、復帰後も続けていきたいと思っています。
②スマート家電に投資して1日1.5時間を捻出した
育休前から導入していたものもありますが、育休中に改めてその威力を実感しました。
- ドラム式洗濯乾燥機:3人分の洗濯物を「干す・取り込む」がゼロに
- 食洗機:食後すぐ子どもの対応ができる
- ロボット掃除機:チワワの抜け毛と子どもの食べこぼしを自動で処理
この3点で1日約1〜1.5時間が生まれました。育休中は「自分の時間ゼロ」になりがちですが、家電に外注することで勉強・筋トレ・ブログ執筆の時間を確保できました。
スマート家電は「贅沢品」ではなく、親のメンタルを守るための「必要経費」です。育休前に導入しておくことを強くおすすめします。
③TimeTreeで夫婦の情報を完全同期させた
妻がフル出社・私が育休中という状況では、情報の共有ミスが即座に家庭のトラブルにつながります。「お迎えどっちが行く?」「オムツもうない!」——こうした確認コストをゼロにしてくれたのがTimeTreeです。
予定を入れるだけでなく、コメント欄に関連情報を集約する「プロジェクト管理ツール」として活用したことで、夫婦間のすれ違いが激減しました。
育休中は特に、妻の仕事スケジュール・子どもの行事・自分のタスクが複雑に絡み合います。情報を一元管理する仕組みがあるかどうかで、育休の質が大きく変わります。
④簿記3級をスキマ時間学習で1ヶ月合格した
復帰後のプロジェクトが経理系になることが決まっていたため、育休中に日商簿記3級の取得に挑戦しました。机に向かって勉強する時間は取れないため、iPadを活用したスキマ時間学習を徹底しました。
- 赤ちゃんが抱っこで寝ている15分 → 講義動画を1.5倍速で視聴
- 上の子がテレビに夢中な20分 → 過去問アプリで仕訳問題を解く
- ロボット掃除機が稼働している10分 → 間違えた問題の解説を読む
育休開始から約1ヶ月の学習で、6月に受験し一発合格。「育休中は勉強できない」は思い込みで、仕組みで時間を作り出せば十分可能です。ITコンサルとして財務・会計の知識が体系化されたことで、復帰後の提案の幅が広がると感じています。
⑤筋トレ習慣化とトレーニングバンドで体づくりをした

育休中に本格的に取り組んだのが体づくりです。目標体重65kgに対して、筋トレ開始から4kgの増量(現在62kg)に成功しています。
特に導入してよかったのがVRTXトレーニングバンドです。いわゆるトレーニングチューブですが、他製品と違い洗濯できる清潔さとスタイリッシュなデザインが特徴で、週3回のホームトレーニングの補助負荷として幅広いメニューに活用しています。
育児中はジムに行く時間がありませんが、トレーニングバンドがあれば自宅で十分なトレーニングが可能です。コンパクトで場所も取らず、子どもが寝た後や洗面所でのスキマトレーニングにも使えます。子ども3人を全力で抱っこし、チワワの突進にもビクともしない体幹を手に入れるのが目標です(笑)。
⑥育休前の引き継ぎをプロジェクト化した
「マネージャーが育休を取る=チームへの大きな負担」というプレッシャーを感じていましたが、引き継ぎをプロジェクトとして管理したことで、むしろチームの仕組みが強化される結果になりました。
具体的にやったことは以下の通りです。
- 週次だったデータ分析業務を月次に変更(関係者と調整)
- 名もなき後方支援タスクを明示化して引き継ぎ
- 分析業務をマクロ・Power Automateで自動化
- 報告資料をテンプレート化してコピペで完成できる状態に
- WBS型スプレッドシートで引き継ぎ進捗をチーム全体と共有
- 1ヶ月の並走期間を確保してOJT実施
「育休を取ったおかげでチームの仕組みが整った」と言ってもらえたことが、一番の手応えでした。
育休中に後悔したこと3選

①育休給付金はいつ振り込まれる?入金までの家計準備が不十分だった
育休中の最大の誤算はお金の問題でした。育児休業給付金は約2ヶ月ごとの後払いのため、育休開始から最初の振り込みまでに2〜3ヶ月かかります。私の場合、5月末に育休を開始しましたが、最初の給付金は8月頃の振り込み予定でした。
この間の対応として、貯金の切り崩し・投資資産の一部売却・子どもの口座も含めた現金のかき集めで何とか乗り切りましたが、精神的なストレスはかなりのものでした。産後は医療費・ベビー用品・外食増加など不意の出費も重なります。
最低3ヶ月分の生活費を現金で確保してから育休に入る
これを強くおすすめします。頭ではわかっていたつもりでしたが、実際に口座残高を見ると想像以上に不安でした。
②換気扇・お風呂のカビなど細かい掃除を後回しにした
「育休中は時間があるから、普段できない細かい掃除もできるはず」
そう思っていました。しかし実際は、3人育児と家事と自己研鑽でほぼ毎日フル稼働。換気扇の掃除・風呂のカビ取り・窓のサッシ掃除など、普段後回しにしがちな「スポット掃除」は頭の片隅にあったものの、「いろいろ忙しいから」と目を背け続けてしまいました。
育休後半になって「やっておけばよかった」と後悔しましたが、そのころには気力も体力もギリギリの状態で手が回らず……。
育休序盤の体力があるうちに、週1回スポット掃除の日を設定しておくのが正解だったと思います。ロボット掃除機では対応できない場所は、意図的にスケジュールを組まないと確実に後回しになります。
③メンタルがしんどい時期を一人で抱え込んだ
正直に言うと、育休中「もう限界かも」と感じた夜が何度もありました。妻も同じタイミングで育休中で、2人とも慢性的な寝不足と育児疲れが続いていたからです。
お互いに余裕がない中で、「妻も大変なのに自分だけしんどいと言うのは申し訳ない」という気持ちが生まれ、弱音を言い出せないまま一人で抱え込んでしまいました。
子どものお世話中に気持ちの余裕がなくなってイライラし、そのイライラが子どもに向いてしまう。外に出る機会が少なくて閉塞感が積み重なる。こうした状態が続く時期がありました。
「自分で育休を選んだんだから」という気持ちもあり、しんどさを言語化するのが遅れてしまいました。
後から振り返ると、夫婦でお互いのしんどさを早めに言語化し合う習慣を作っておくべきでした。2人とも余裕がないからこそ、「今日しんどい」を伝え合える仕組みが必要だったと感じています。
また、SNSで同じ立場のパパの発信を見るだけでも「自分だけじゃない」と気持ちが楽になることを、育休の後半になってようやく実感しました。
育休に入る前から「2人ともしんどくなるのが当然」という前提を夫婦で共有し、お互いに相談しやすい環境を意識的に作っておくことをおすすめします。
まとめ|育休前にやっておくべき準備リスト
ここまでの体験を振り返ると、「育休の質」を左右するのは特別な才能ではなく、事前の仕組みづくりだとわかります。以下の6項目を、育休に入る前にぜひチェックしてみてください。
| カテゴリ | やること |
|---|---|
| お金 | 最低3ヶ月分の生活費を現金確保・固定費の見直し |
| 仕事 | 引き継ぎをプロジェクト化・WBSで管理・並走期間1ヶ月確保 |
| 家事 | スマート家電の導入・TimeTreeで夫婦の情報同期 |
| 自己研鑽 | 取り組みたいことを決めて教材・ツールを用意 |
| メンタル | 「しんどくなるのが当然」という前提を夫婦で共有 |
| 掃除 | スポット掃除の日をスケジュールに組み込む |
育休は決して楽ではありません。でも、準備次第で「しんどいだけの期間」にも「最高の期間」にもなります。この記事が、これから育休を取るパパの準備リストとして少しでも役立てば嬉しいです😊

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