「育児は感覚でやるもの」
正直、そう思っていました。
でも実際にイヤイヤ期の長女への対応で、パパとママの反応の違いに気づいたとき——「これは学ばないとまずい」と感じたのが、育児本を読み始めたきっかけです。
育休中、Kindleでスキマ時間(寝る前や子どものお昼寝中)に読んだ育児本の中から、特に学びが多かった5冊を紹介します。それぞれから何を学び、実際の育児にどう活かしているかをまとめます。
なぜ育児本を読み始めたのか
きっかけは、長男と長女への対応の違いに気づいたことでした。
私はどちらかというとストレートに感情が出やすく、イヤイヤ期の対応でも怒ってしまいがちでした。一方で妻は、同じ場面でも客観的にうまく対処していることが多かったのです。
この違いに向き合う中で、「育児は感覚だけでやるものではなく、学べば対処法が変わる」と気づきました。特に男の子と女の子で声のかけ方が違うという事実を知ったときは、これまでの対応を見直す大きなきっかけになりました。
そこから、育休中のスキマ時間を活用して育児本を読み進めるようになりました。
読んでよかった育児本5冊
1. 『子どもの脳を傷つける親がやっていること』
学んだこと:叱り方だけでなく「ほめ方」も間違えると子どもに悪影響がある
この本を読むまで、「叱り方を間違えると子どものトラウマになる」ということは何となく理解していました。しかし、ほめ方を間違えることも、子どもが大人になったときの判断力や思考パターンに悪影響を与えるという点は、この本で初めて知りました。
「すごいね」「えらいね」といった漠然としたほめ言葉を繰り返すことが、実は子どもの自己肯定感や自主的な判断力の育成にマイナスに働く場合がある——この視点は衝撃でした。
叱り方への意識はあっても、ほめ方まで気を配っている親は少ないのではないかと思います。この本をきっかけに、子どもへの声かけ全般を見直すようになりました。
2. 『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』
学んだこと:ほめ方・叱り方にも「正しいやり方」がある
モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育という、子どもの自主性を重視する教育法の考え方をベースに、ほめ方・叱り方の具体的な手法が解説されている本です。
「結果」ではなく「過程」をほめる、感情的に叱るのではなく行動と理由をセットで伝える——といった具体的なテクニックが紹介されており、実践しやすい内容でした。
前述の『子どもの脳を傷つける親がやっていること』と合わせて読むことで、「なぜダメなのか」と「どうすればいいのか」の両方が理解できました。
3. 『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』
学んだこと:男の子は興味の対象も成長のペースも独自のパターンがある
長男(5歳)への対応を考える上で参考にした本です。男の子特有の興味の持ち方、体を動かすことへの欲求、集中力の特性などが解説されていました。
これまで長男に対して「なんでじっとしていられないんだろう」と思っていた行動が、実は男の子の発達特性として自然なものだと知り、見方が大きく変わりました。
4. 『女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』
学んだこと:女の子は男の子と全く違うアプローチが必要
長女(3歳)への対応のために読みました。この本と『男の子の一生を決める〜』を両方読んで一番強く感じたのは、「同じやり方ではダメ」ということです。
女の子は共感的なコミュニケーションへの反応が良い、感情の言語化を好む傾向があるなど、男の子とは異なるアプローチが有効だと学びました。
長女のイヤイヤ期対応で「まず気持ちを受け入れる」というアプローチが効果的だったのも、この本で学んだ内容を実践した結果です。
5. 『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』
学んだこと:親自身のイライラ対処にもテクニックがある
これは子どもへの接し方というより、親自身の感情コントロールについての本です。
イヤイヤ期や夜泣きへの対応でイライラしてしまうこと自体は自然な反応ですが、そのイライラに振り回されないための具体的なテクニックが紹介されていました。
深呼吸のタイミング、怒りが湧いた瞬間の思考の切り替え方など、知っているだけで気持ちが楽になるテクニックが多く、実践しやすい内容でした。
一番印象に残った本
5冊の中で一番印象に残ったのは、『子どもの脳を傷つける親がやっていること』です。
理由は、これまで意識していなかった「ほめ方の重要性」に気づかせてくれたからです。
叱り方が子どもに悪影響を与えることは、多くの親がなんとなく理解していると思います。しかし、良かれと思ってやっている「ほめる」という行為が、やり方次第で子どもの将来の判断力や思考パターンに影響を与えるという事実は、盲点でした。
この本を読んでから、子どもへの声かけ全体を意識的に見直すようになったという意味で、一番の転機になった本です。
スキマ時間での読書の工夫
育児中にまとまった読書時間を取るのは難しいです。私が実践している読書スタイルを紹介します。
Kindleを活用する 紙の本だと持ち運びや置き場所に困りますが、Kindleならスマホ一つでどこでも読めます。ページを開くハードルが下がるのが最大のメリットです。
寝る前の5〜10分 子どもを寝かしつけた後、布団の中でスマホを開いて数ページ読む。この習慣で1冊を1〜2週間かけて少しずつ読み進めています。
子どものお昼寝中 子どもが昼寝をしているタイミングも貴重な読書時間です。家事を後回しにしてでも、この時間は読書に充てることもあります。
「1回で全部読もう」としない 育児本は小説と違って、章ごとに完結している内容が多いです。1回で通読しようとせず、気になる章から読む・スキマ時間で少しずつ進めるという読み方が、育児中には向いていると感じています。
本から学んだことを実践してみた変化
育児本で学んだ知識を実践に移したことで、いくつかの変化を感じています。
イヤイヤ期対応の改善 長女のイヤイヤ期対応で「まず受け入れる」というアプローチを意識するようになり、以前より気持ちの切り替えがスムーズになったと感じています。
ほめ方への意識 「すごいね」だけで終わらせず、「最後まで自分で頑張ったね」など過程を具体的にほめる習慣がついてきました。
自分自身のイライラ対処 親としての感情コントロールにもテクニックがあると知ったことで、以前よりイライラを溜め込みにくくなったと感じています。
FAQ
よくある質問をまとめています。
Q. 育児本は何冊くらい読むべきですか?
冊数にこだわる必要はないと思います。私自身、5冊を読んで共通するテーマ(ほめ方・叱り方・性別による違い)が見えてきたことで、理解が深まりました。1冊だけでも十分学びはありますが、複数読むことで多角的な視点が得られます。
Q. 育児本の内容はすべて実践すべきですか?
すべてを完璧に実践する必要はないと思います。自分の家庭や子どもの性格に合う部分を取り入れるくらいの気持ちで読むのが現実的です。
Q. 男の子・女の子で本当に対応を変えるべきですか?
性別による傾向の違いはあるとされていますが、個人差も大きいです。本の内容を「絶対的な正解」ではなく「一つの視点」として参考にし、実際の子どもの様子を見ながら調整するのが良いと思います。
Q. 育児本を読む時間がありません
Kindleなどの電子書籍を活用し、寝る前や子どものお昼寝中などのスキマ時間に少しずつ読むのがおすすめです。1回で通読しようとせず、気になる章から読むスタイルが育児中には向いています。
Q. 育児本の内容と自分の子育てが合わないと感じたらどうすればいいですか?
無理に合わせる必要はありません。育児本はあくまで参考情報です。自分の子どもをよく観察し、本の内容と実際の様子を照らし合わせながら、自分たちに合ったやり方を見つけることが大切です。
まとめ
育休中に読んでよかった育児本5冊と学びをまとめます。
- 『子どもの脳を傷つける親がやっていること』:ほめ方・叱り方の重要性
- 『モンテッソーリ教育・レッジョ・エミリア教育を知り尽くした オックスフォード児童発達学博士が語る 自分でできる子に育つ ほめ方 叱り方』:具体的なほめ方・叱り方のテクニック
- 『男の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』:男の子特有の発達特性
- 『女の子の一生を決める0歳から6歳までの育て方』:女の子特有のアプローチ
- 『子育てのイライラ・怒りにもう振り回されない本』:親自身の感情コントロール
「育児は感覚でやるもの」と思っていた自分にとって、本から学ぶことでこれほど視点が変わるとは思っていませんでした。育休という時間があったからこそ、腰を据えて向き合えたテーマだと感じています。
同じように育児本に興味があるパパ・ママの参考になれば嬉しいです😊
イヤイヤ期の対処法についてはこちら👉 イヤイヤ期の乗り越え方|パパ視点のリアルな対処法
きょうだい育児のコツについてはこちら👉 きょうだい育児のコツ|年の差3人育児で学んだこと

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