「在宅なんだから、家事もできるよね?」
妻の育休が明けたとき、最初はそんな軽い気持ちでスタートしました。
でも実際は——仕事・家事・育児の三つ巴が毎日同時進行。「なんとかなる」どころか、やってみてはじめて気づくことだらけでした。
この記事では、リモートワークのパパが家事・育児のメイン担当になった実体験をもとに、日々のリアルな流れと「本当に役立った工夫」をまとめています。同じ状況のパパはもちろん、これから役割分担を考える夫婦にも読んでもらえたら嬉しいです。
わが家の状況
妻の育休明けとともに、わが家の生活スタイルが大きく変わりました。
- 妻:フルタイム出社
- 私:リモートワーク(ITコンサルタント)
- 子ども:長男4歳、長女2歳の2人
リモートワークだからこそ「家にいる時間が長い=家事もできる」という理屈は確かにあります。でもこれが実際には、仕事も家事も育児も全部同時進行という、かなりヘビーな毎日の始まりでした。
在宅パパの1日のリアルなスケジュール
「在宅勤務って余裕がありそう」と思われがちですが、実態は違います。1日の流れをざっくり紹介します。
朝(5:00〜8:30)
- 子どもを起こして朝ごはん作り
- 洗濯機を回して干す
- 妻の出社準備のフォロー
- 長男・長女の幼稚園、保育園準備
- 保育園への送り担当として出発
朝はとにかくバタバタします。それでもだいぶ楽になったのが「前日の夜に仕込む習慣」です。
具体的には:
- 味噌汁は夜のうちに作り置き(朝は温めるだけ)
- 洗濯はタイマー設定して朝に干すだけにする
- 翌日の登園準備は前夜に完了させる
夜10分の仕込みで、朝が20〜30分は楽になります。
日中(8:30〜18:00)
- リモートワーク(会議・資料作成・クライアント対応)
- 休憩時間に皿洗い・おむつ補充・部屋の片付け
- 昼食の準備
- ネットスーパーで食材注文(OKストアのネット注文をよく使っています)
在宅勤務の落とし穴は「仕事と家事の境界線があいまいになること」です。仕事が佳境なのに宅配が来たり、散らかった部屋が目に入ってイライラしたり……。
そこで決めたルールがこれです。
「家事は休憩時間にだけやる。仕事中は動かない。」
シンプルですが、このメリハリをつけるだけで仕事のパフォーマンスも家事のストレスも両方改善しました。
夕方〜夜(18:00〜22:00)
- 幼稚園、保育園のお迎え(4歳・2歳の2人)
- 子どもの夕食作り
- お風呂・歯磨き
- 寝かしつけ
- 翌日の準備
- 妻の帰宅後に軽い家事の引き継ぎ
夕方のピークタイムが一番きついです。4歳の長男はイヤイヤしながらも自己主張が強く、2歳の長女はまだ目が離せない。疲れてグズりやすい時間帯に、料理・片付け・お風呂・寝かしつけをこなすのは、頭も体もフル回転です。
ちなみに寝かしつけ中の寝落ちは「ご褒美」と考えるようにしました。仕事・育児・家事を全力でこなした結果なので、むしろポジティブに捉えた方が気持ちが楽になります😊
「気づいた方がやる」は、じつはメンタルにくる
夫婦でよく使う言葉が「気づいた方がやる」。わが家も最初そうでした。
でも家事メインになってわかったのは、“気づく”という行為そのものが、じつはかなりの負担だということです。
- 洗濯物は溜まっていないか?
- 明日の子どもの保育園の準備は?
- 食材は足りているか?
- 幼稚園の提出書類の期限は?
こうした「誰かがやらないといけないが、名前のついていないタスク」=いわゆる「名もなき家事」は膨大です。終わったと思うと次が出てくる、この終わりのなさが蓄積していきます。
「気づいた方がやる」を続けると、気づく側にどんどん負荷が集中します。役割の見える化&担当の明確化が、長期的には夫婦両方にとって楽な方法だと実感しました。
やってみてわかった”想像以上の負担”3つ
1. 同時進行が当たり前
料理しながら洗濯を回し、子どもを見ながら部屋を片付ける。「家事は1つずつ丁寧に」という発想は、育児と並行すると通用しません。マルチタスクが基本になります。
2. 外出準備だけで10分以上かかる
4歳・2歳の子ども2人を連れて出かけるには、靴下を履かせ、「おもちゃ持っていく!」と言われ、急にトイレと言われ……。常に時間に余裕を持たないと遅刻します。
3. 心の余裕がないと全部しんどく感じる
仕事でストレスが溜まっている日は、同じ家事でも重荷に感じます。逆に言えば、家事の大変さは「量」より「心の余裕」に左右されることが多いです。これは以前、妻が一人で担っていたときも同じだったのだと、やってみて初めて気づきました。
完璧を目指して頑張りすぎると、どこかで折れます。「できる範囲でできることから」が、パパが家事・育児を続けるコツだと思っています。
本当に助かった家事・育児の工夫
実体験から「やってよかったこと」を紹介します。
ネットスーパーをフル活用する
買い物の負担が激減します。わが家のメインはOKストアのネット注文です。特に夕方、4歳・2歳の子ども2人を連れてスーパーに行くのは時間も体力も消耗するので、「家に届く生活」はほぼマストになりました。
ネットスーパーの比較はこちらが参考になります👇 ネットスーパーおすすめランキング|my best
食洗機・乾燥機は”最強の時短家電”
これは本当に生活が変わりました。
- 食洗機:食後のセットだけで皿洗いの時間がゼロに
- 乾燥機:洗濯物を畳む手間が大幅減。「干す→取り込む→畳む」の工程が「干す→取り出す」だけになる
1日あたり30〜40分の自由時間が生まれるイメージです。初期投資はかかりますが、育児中の時間コストを考えると費用対効果は高いと思います。
前日の夜に翌日を仕込む
- 翌日の登園準備を完了させる
- 朝食の下ごしらえ(味噌汁・卵など)
- 洗濯のタイマー設定
夜に10分使うだけで、朝の余裕が全然違います。
夫婦のコミュニケーションで大切にしていること
家事・育児メインになってから、妻との会話の質が変わりました。「今日どうだった?」という雑談ではなく、家庭の状況を具体的に共有する会話ができるようになったからだと思います。
私たち夫婦が意識していることを紹介します。
しんどい日は正直に言う 「今日ちょっとしんどかった」と伝えるだけで、お互いの理解が深まります。黙って頑張ると、蓄積して爆発します。
「ありがとう」より「嬉しい」「助かった」 「ありがとう」は義務感のように聞こえることもあります。「助かった」「嬉しかった」の一言がメンタル的にすごく効きます。
役割を固定しすぎない パパが主担当でも、妻が余裕のあるときは助けてもらう。逆もしかり。「やれる方がやる」ではなく「お互いの状況を見て動く」が長続きのコツです。
完璧を求めない 部屋が多少散らかっていても、洗濯物が畳めていなくても、子どもが笑っていればそれで十分。この考え方に切り替えてから、気持ちがだいぶ楽になりました。
パパが家事・育児メインになると変わること
大変なことは確かです。でも、やってみてポジティブに変わったことも多くありました。
子どもとの距離が一気に縮まる 毎朝送り届け、毎夕迎えに行き、一緒にお風呂に入る。この積み重ねで、4歳の長男も2歳の次男も「パパのことが好き」という信頼関係が明らかに強くなりました。
妻との”チーム感”が生まれる 家事・育児を両方やることで、妻がどれだけ大変だったかを体感できます。「大変だったね」の言葉に実感が伴うようになり、夫婦の関係が変わります。
自分のメンタルが意外と鍛えられる 思い通りにいかない毎日の連続で、「完璧にこなせなくてOK」という精神的な余裕が身につきます。仕事にも良い影響が出ている気がします。
FAQ(よくある質問)
パパの家事・育児について、よくある質問をまとめてみました。
Q. 在宅ワークでも家事と育児は本当に両立できますか?
できますが、仕組みづくりが必須です。「頑張る」より「工夫する」方が長続きします。ルーティン化・時短家電の導入・タスクの前倒しの3つが特に効果的でした。
Q. パパが家事育児をほぼ担当すると妻はどう感じますか?
「帰ってきたときに家が回っている安心感」が大きいようです。わが家では、妻の仕事への集中度が上がり、精神的な余裕も生まれたと感じています。
Q. 大変で心が折れそうになったらどうすれば?
「今日できた範囲で十分」と自分に許可を出すことが一番です。完璧を目指すと必ずどこかで折れます。子どもが笑っていれば、その日は合格点だと思っています。
Q. 家事が苦手なパパはどこから始めればいい?
まず「食器洗いだけ」といった1つの家事から始めるのがおすすめです。全部やろうとすると続きません。できることを少しずつ増やす方が、結果的に長続きします。
Q. 時間が本当に足りません…
ネットスーパー・食洗機・乾燥機の三点セットが、体感では最も時間を生み出してくれました。初期投資が必要なものもありますが、時間コストと比べると十分元が取れます。
まとめ
家事・育児のメイン担当になってから、家族の「チーム感」が生まれました。
最初は「在宅なんだからできるでしょ」という軽い気持ちでスタートしましたが、実際にやってみるとそんな甘いものではなかった。でも、その大変さを経験したからこそ、妻への理解が深まり、子どもとの距離が縮まり、夫婦の関係も変わりました。
完璧にこなせなくていいです。「今日もなんとか乗り越えた」の積み重ねが、いつの間にか家族の日常になっていきます。
同じように頑張っているパパの、少しでも参考になれば嬉しいです😊
ご質問・ご感想はコメント欄へどうぞ!あなたの体験もぜひ聞かせてください。
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